住宅建築の際には定期的に見学に行くべき!

注文住宅のプランが決定し契約を済ませたら、いよいよ建築工事がスタートします。着工から完成引き渡しまでは、通常4ヶ月から半年程度の時間がかかるので、完成までに何をすればいいのか、注文住宅が完成するまでの流れと注意点を確認していきましょう。
忘れずにすませておきたいのが、近隣住人への挨拶です。建築中は資材搬入や機械機器の騒音で迷惑をかける可能性があるからです。ご近所の住人とは完成後に隣人として顔を合わせる機会もあるので、顔見知りになっておけば新生活もスムーズに開始することができます。タイミングとしては着工前にするのがおすすめです。さらに早く施工スケジュールが固まった段階でも構いません。大事なのは迷惑をかけてから、足を運ぶことです。相手が悪感情をもってしまっていると、修復が難しく入居後の近所づきあいにも支障がでるからです。あいさつ周りは両隣はもちろん、向こう三軒と裏手側の3件にも手土産を持参してください。その際にはハウスメーカーなどの営業担当者も同伴してもらって、工事日程や騒音などが出そうな時期などを説明してもらいます。手土産はハウスメーカーが用意することもあるようですが、別途1,000円程度のお菓子を持参すると好印象です。
地鎮祭などがすんでいよいよ本体工事が着工したら、工事の進捗状況を確認するべく現場で見学するのがベターです。建築場所が近くにあるなら週一回程度、場所的に頻繁に見学にいけない場合は節目となる工程を見計らって見学するのがいいでしょう。例えば内装工事や設備工事などといったタイミングです。見学するときは現場スタッフが休息時に摂取できるように、ドリンクなどを持参するのがベターです。いくら施主だからといって作業中にスタッフに話しかけるのは控えましょう。いつ見学に赴いても大丈夫なのがほとんどですが、作業内容によっては周囲に危険が及ぶこともあります。見学のタイミングや注意点などは、ハウスメーカーや工務店など依頼先の営業担当者に確認しておくことをおすすめします。実際に見学で足を運んでみて、作業内容や工程に疑問点が出てきても、その場で職人やスタッフに話しかけるのは避けましょう。依頼先の営業担当者や現場監督などに確認してください。現場の職人レベルでは判断できないことも多いからです。気がついた疑問点を質問することで懸念なく完成を待つことが出来るだけでなく、現場との摩擦を生むこともないからです。